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真実と事実の違い

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真実と事実の違い

宮台 麻帆
多次元キネシオロジスト兼曼荼羅アーティストの宮台麻帆です。

昔から漫画を読むのが好きなのですが、最近は紙の本ではなくて、電子書籍の漫画を読むことが多いんですね。


その中で「ミステリと言う勿れ」著:田村由美という漫画を読んだんですが、
真実と事実に関しての主人公の説明がわかりやすかったので例を交えてここでちょっとご紹介いたします♪

ある事象に関して、例えば、AさんがBさんを突き飛ばした→これは「事実」
それをBさんは、Aさんがわざと自分を突き飛ばしたと思っている。
なぜかというと、日ごろからAさんは私のことをよく思っていないとBさんは思っていて、この間ちょっとしたことで喧嘩をしていた。だから、私に嫌がらせをして突き飛ばしたと思う、とBさんが思っていたとします。
これは、Bさんにとっての「真実」。

じゃ、Aさんはどうかというと、後ろから結構すごい勢いで自転車が来ていて、Bさんにぶつかるかも!と思った。なのでとっさに突き飛ばした。ただ、自転車はすぐ道路を曲がっていったからぶつからなかったし、Bさんは自転車がきていたことにも気づいていなかった。
また、Bさんに対しては、全然なんとも思っていなくって、喧嘩も自分はすぐ忘れる性格だから、そんなこともあったっけ?という感じ、とします。これがAさんにとっての「真実」。

1つの事象に対して、お互いがいう「真実」というのは全く違うんですね~。
自分が感じたこと、自分のフィルターを通してみたもの、これが自分の「真実」になってしまうけど、それは本当の真実ではない。逆にいうと真実はいくつもある、1つではない、ということになってしまいますね。

この本を読んだときに確かに!物事はいろいろな角度からみないと本当のことはわからないな~と思いました♪

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