赤ん坊は全く無防備で何の力もなく、自分一人で生きていくには全く無力な存在です。これが意味するところは赤ん坊は愛されないと生きていけない生き物だ、ということです。
すなわち赤ん坊にとって愛されないことは死を意味するのです。
赤ん坊は愛されることを欲するのです。赤ん坊や子供は無条件に愛される存在としてこの世に生まれます。しかしそれが与えられない時に捨てられたと感じます。
生まれてすぐに母子が引き離されることもそうです。幼稚園に行かなければならない時もそうです。自分は愛されていないのではないかと傷ついた時に、親からサポートが得られないと見捨てられたと感じます。
親のサポートがある場合は、悲しいけれど自分は愛されている→泣き切り終わり→スッキリ。
親のサポートがない場合は、愛されていない、見捨てられていると感じる→それが慢性化→同じような別れに敏感になる 。ということになります。
インナーチャイルドの本質は愛されていないことへの恐れ=死への恐れです。
それが後に私たちの漠然とした虚しさ、何かが足りないという感じ、この自分では駄目だという思い、受け入れてもらえないではないか、という不安を作るのです。
誰もが無条件の愛を求めているのです。それが得られないために愛の代償として砂糖中毒になったり、買い物中毒になったり、過食したり何かを得ようとせずにはいられなくなるのです 。
*抜粋なので、ぜひ本を読んで理解を深めてください♪